口唇、とくに下唇にちいさな水ほうができることがあります。
これは口唇にある小唾液腺(つばを出す組織)に、何らかの原因でつばがたまったものです。
小さなものは自然に破れて治りますが(写真1、2)、
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大きいものでは切開が必要となるため口腔外科の受診が必要です(写真3)。
粘液嚢胞は再発をくり返すことがあります。
粘液嚢胞に似ているものに、慢性刺激による肉芽(新しい組織が盛り上がってできるもの)があります。
これはおもに睡眠中などに歯を食いしばって粘膜に刺激が加わったり、何度も口唇を咬んで傷つけてできるものです(写真4、5)。
中には粘液のような液体は入っていません。
これは自然に取れて治っていきます。