地図状舌の原因は明らかではありませんが、良性の変化で、幼児にはしばしばみられ(約15%)、大人でも1~6%にみられるといわれます。
不規則で境界のはっきりした灰色の返縁を示します。
赤色の輪状で平滑な部分があり、舌の上を後方から前側方に広がっています。
文字通り地図状の模様を示します。 (写真1~3)
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このような変化は日によって、位置、形態、広がりを変えるのが特徴です。
それぞれの病巣はたえず変化しますが、全体的にはきわめて慢性の経過を示し短期間での治療や、あるいは自然治癒は望めません。
疼痛などの自覚症状はないことが多いですがときにピリピリする、しみるといった症状がありますこれと似たものが、急性の発熱でも起こることがあります。
有効な治療法はなく、経過をみる以外には良い方法はありません。