水いぼは夏場に水遊びなどを通して子どもの間でうつりやすい皮膚のウイルス感染症です。
粟粒大の小さないぼが少しずつ大きくなります。気がついたときにはすでに引っかいてつぶしていることが多く、周りにいくつかの大小のいぼができていることが多いようです。
数が少ないうちは専用のピンセットでいぼの中の白いカスをつまみ出すと治ります(写真1)。
この治療法は痛みを伴い子どもに恐怖心を与える上に、すでにつぶれて周りに小さいいぼができていると、残ったいぼが再び大きくなってきます(写真2)。
すでにあちこちに広がって手がつけられないこともあります(写真3)。
このようにあちこち広がっていると、残ったみずいぼが大きくなりせっかく痛い思いをして取っても無駄になることがあります。
つぶれたり、広がっているときには、放っておくのもやむを得ないと思います(私見)。ウイルスに対して抵抗力(抗体)がつくと自然に治ります。
写真で見る「子どもの病気」:水いぼ(伝染性軟属腫)のページもご覧下さい。(硝酸銀ペースト法について説明しています。)
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