姫路市大塩町(大塩駅から徒歩5分) ◎駐車場40台以上あり
様々な症状を訴えて内科診療所を訪れる患者さんの、診断へ至る手法をお話しします。臨床研修医のみなさんにもおすすめのコンテンツです。
発熱診断のコツ
内科診療所には、さまざまな訴えを抱えて多くの患者が来られます。限られた短い時間内に診察を行い、適切に検査計画をたてる必要があります。ここでは、私の長年の診療経験に基づいた発熱時の診断のためのコツを述べたいと思います。よくみられる疾患、忘れてはいけない疾患も紹介しています。
発熱や関節の痛みを繰り返す「周期性発熱症候群」
発熱や激しい痛みを繰り返す「周期性発熱症候群」という一群の病気があります。原因は病原体から体を守る免疫システムの異常という新概念の疾患です。病原体への初期攻撃を担う「自然免疫」の遺伝子の一部の変異により、病原体がいないのに炎症が起こる病気を総称して「自己炎症性疾患」といいます。
外来血液検査のコツ ー 初診時の血液検査の流れ
さまざまな検査の中で、血液検査は最も一般的な検査の一つです。主訴に応じて血液検査の内容は当然変化するべきですが、限られた診察時間の中で、その都度一つ一つ疾患を思い浮かべながら検査項目を組み合わせることは、必ずしも容易ではありません。
関節痛・筋肉痛と内科の病気
関節痛・筋肉痛の多くは整形外科と関係した病気ですが、内科の病気と関係したものも少なくありません。多くの病気では関節痛の起こる部位に特徴があります。 関節痛の部位をクリックすると、考えられる病気へ進みます。