- 家庭の医学 -
よく見られる子どもの病気

単純ヘルペス感染症

ヘルペス性歯肉口内炎は単純ヘルペスの初感染で起こる乳幼児期の病気です。

(ヘルペス性歯肉口内炎の写真2~5をご覧ください)

またこの時期には指のおしゃぶりから起こる指先の単純ヘルペス感染症も起こります(写真1)

単純ヘルペス感染症-写真1
写真1指の単純ヘルペス

唇のまわりにできる「ねつのはな」と呼ばれる水疱も単純ヘルペスが原因です(写真2)

単純ヘルペス感染症-写真2
写真2ねつのはな

アトピー性皮膚炎があると皮膚の抵抗力が弱りやすいために集団で単純ヘルペスによる水疱ができることがあります。これはカポシー水痘様発疹症とも呼ばれます(おとなの単純ヘルペス感染症をご覧下さい)。

一度単純ヘルペスがからだに入ってくると一生持ち続けることになり、ふだんはおとなしくしていても発熱、日光、ストレス、疲労などで水疱が出てきます。

写真で見る「子どもの病気」:単純ヘルペス感染症 のページもご覧下さい。

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