- 総合内科のアプローチ -
写真で見る「子どもの病気」

点状出血

子どもの点状出血とは

点状出血はふつうは血液の病気の重要な症状ですが、小児ではこのような病気とは無関係におもに圧迫や号泣などの後に皮膚に点状出血が現れることがあります。

点状出血は、

  1. 血小板の減少や血小板機能の異常、
  2. 血液中の凝固因子の異常、
  3. 血管壁の異常による出血

がおもな原因です。それぞれが血液の重要な病気と関係しています。

しかし小児では横になって寝ていて顔を圧迫して点状出血が起こったり、乳幼児が号泣した後に顔に点状出血が表れることがあります。(写真1~4)

点状出血-写真01 写真1子どもの顔の点状出血

点状出血-写真02 写真2子どもの顔の点状出血

点状出血-写真03 写真3子どもの顔の点状出血

点状出血-写真04 写真4子どもの顔の点状出血

また、うつぶせのまま長時間横になっていたために胸部にできる点状出血(写真5)

点状出血-写真05 写真5子ども胸部の点状出血

手枕で寝ていて腕に起こる点状出血(写真6)

点状出血-写真06
写真6子どもの腕の点状出血

指をおしゃぶりして起こる点状出血など(写真7)

点状出血-写真07
写真7子どもの指の点状出血

血液の病気と無関係に起こる点状出血が多いことも知っておく必要があります。

写真で見る「子どもの病気」:目次へ

総合内科のアプローチ

サイト内検索

 上に戻る