- 家庭の医学 -
よく見られる大人の病気

眼瞼下垂(がんけんかすい)

まぶたが垂れ下がって上がりづらくなる状態を眼瞼下垂といいます(写真1)

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眼瞼下垂
写真01眼瞼下垂

眼瞼下垂の多くは、加齢やコンタクトレンズが原因の腱膜性と呼ばれるものですが、急に眼瞼下垂が起こったときには脳動脈瘤や重症筋無力症が原因のこともあり注意が必要です。  

眼瞼下垂の原因

眼瞼下垂は、

  1. まぶたを支えている筋肉の働きが低下した筋原性、
  2. 動眼神経のまひなどによる神経原性(動眼神経はまぶたの動きなどを支配しています)、
  3. まぶたを支えている腱膜の伸展などによる腱膜性

の3つに大別されます。

眼瞼下垂の9割近くは腱膜性といわれ、加齢による場合は50歳過ぎからみられます。コンタクトレンズが原因の場合は若い人でも起こることがあります。

眼瞼下垂では、まぶたが垂れるため見た目が悪くなるだけでなく、ひどい場合には瞳まで隠れるため、視野が狭くなり、下がったまぶたを上げようとするため目が疲れやすくなります。

腱膜性は徐々に進行しますが、急に起こってきた場合には動脈瘤の圧迫による動眼神経麻痺、あるいは重症筋無力症が原因の可能性もあります。こうした症状に気がついたときは、眼科で診察を受ける必要があります。  

眼瞼下垂の治療

動脈瘤や重症筋無力症など原因となる病気が分かれば、その治療が必要です。
腱膜性でも日常生活に支障を来すようなら手術が行われます。上眼瞼挙筋短縮術といって、まぶたを支えている筋肉を縫い縮める手術です。

専門的な手術なので、専門医を紹介してもらうと良いでしょう。

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よく見られる大人の病気

1. 診察室でよく見られる症状 肩こり 肝機能障害 更年期障害 口の中の病変 せき めまい 頭痛 動悸 耳鳴り 腹痛 味覚障害と舌の痛み ニオイの異常(嗅覚障害) 胸の痛み(胸痛) 睡眠の障害(不眠症) 胸やけ、げっぷ 胃痛・胃もたれ 腹部膨満感、腹鳴 下痢 便秘 口臭 喉のつかえ(喉の異常感) ふわふわめまい・頭重感 ジャーキング 神経調節性失神 長引く声がれ-声帯まひ 眼瞼けいれん しゃっくり 疲れがとれない・疲労感 口の渇き(ドライマウス) 手足のしびれ 失神 むくみ(浮腫) 物忘れ 手のふるえ 立ちくらみ おなら 声のかれ 冬のかゆみ あごの痛み-顎関節症 冷え症 こむら返り 頻尿 いびき 鼻出血(鼻血) 鼻づまり 汗の異常 微熱 尿もれ(尿失禁) 金縛り・悪夢 目のまわりや顔のけいれん 大人の歯ぎしり 歩くと足の裏に激痛:モートン病 首の後ろ(後頸部)の痛み 中高年に多い弛緩性便秘 中高年者に多いめまい 中高年者の腰痛のときに考える4つのM 2. 皮膚の病気 毛虫かぶれ 大人の蕁麻疹 帯状疱疹 たこ、うおのめ 薬剤性光線過敏症 いろいろある蕁麻疹 りんご病(大人) 足の静脈瘤 みずむし 破傷風 シイタケ皮膚炎 高齢者の帯状疱疹 3. 診察室でよく見られる病気 慢性疲労症候群 偽痛風 リウマチ性多発筋痛症 線維筋痛症 むずむず脚症候群 前立腺肥大症 過活動膀胱(OAB) 間質性膀胱炎 うつ病 単純ヘルペス感染症(大人) 眼瞼下垂 おとなの百日咳 中年に多い椎骨動脈解離 腸内フローラとは 脳脊髄液減少症 高齢者の急な寝ちがえ:頸椎偽痛風を疑う! 咳が続く…大人にも多い百日咳 痛風 急性扁桃炎 膀胱炎と腎盂炎 EBウィルス感染症 食中毒 機能性胃腸症 慢性膀胱炎 過敏性腸症候群 口内炎 高血圧 微小血管狭心症 けいれん性発声障害 肋間神経痛 偽痛風と痛風、化膿性関節炎に注意 緑内障 女性と痛風 子どもの病気はこちら
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