- 家庭の医学 -
よく見られる大人の病気

シイタケ皮膚炎

海辺や河原でバーベキューをする機会が増えてくると、シイタケを食べて発症する「シイタケ皮膚炎」が増えてきます。

健康に良いとされ、さまざまな料理に使われているシイタケがなぜ皮膚炎を起こしやすいのでしょうか。

生焼け食べた数日後に激しい全身のかゆみ、夏場に多く発症

シイタケ皮膚炎は1974年に初めて日本で報告された病気で、生シイタケや加熱の不十分なシイタケを食べてから数時間から数日後に発症します。

アルコールといっしょに食べて発症したというケースが多く、男性にやや多いと言われますが女性でも少なくありません。夏場にバーベキューなどで、ビールなどアルコールといっしょにシイタケを食べたときに多く発症するようです。

しいたけ皮膚炎

食べて数時間から数日後に、首や腕、身体に発赤とともに激しいかゆみが現れ、がまんできずにかくとかいた部分が発赤し、細かい水ほうができます。吐き気や腹痛などの胃腸症状はなく、アトピー性皮膚炎とも関係なく発症します。

昔にシイタケの戻し汁をそのまま飲む健康法でシイタケ皮膚炎が多発したり、シイタケチップ菓子を食べて発症した例もありました。

原因がはっきりしないで急にこのような湿疹が生じた時、前日か前々日くらいにシイタケを焼いて食べなかったどうか?思い出してみましょう。診療所にかかったときにシイタケを食べたことを告げると診断が容易になります。

シイタケ皮膚炎の発症の仕組みははっきりと分かっていませんが、シイタケに含まれるある種の物質が関与しているのではないかと言われています。抗がん剤にも同様の物質が含まれることがあり、治療中に似た皮膚炎を生じることがあると言われます。

抗ヒスタミン薬とステロイド剤による治療で、2~3日ほどで症状は良くなります。完全に治るには1~2週間ほどかかりますが、大半が一度きりで、二度かかることはまれと言われています。

シイタケ皮膚炎は急激な皮膚症状は出ますが命に関わるものではありませんが、バーベキューや焼き肉などをする場合には、シイタケはよく火を通してから食べるようにすることが予防に大切です。

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よく見られる大人の病気

1. 診察室でよく見られる症状 肩こり 肝機能障害 更年期障害 口の中の病変 せき めまい 頭痛 動悸 耳鳴り 腹痛 味覚障害と舌の痛み ニオイの異常(嗅覚障害) 胸の痛み(胸痛) 睡眠の障害(不眠症) 胸やけ、げっぷ 胃痛・胃もたれ 腹部膨満感、腹鳴 下痢 便秘 口臭 喉のつかえ(喉の異常感) ふわふわめまい・頭重感 ジャーキング 神経調節性失神 長引く声がれ-声帯まひ 眼瞼痙攣 しゃっくり 疲れがとれない・疲労感 口の渇き(ドライマウス) 手足のしびれ 失神 むくみ(浮腫) 物忘れ 手のふるえ 立ちくらみ おなら 声のかれ 冬のかゆみ あごの痛み-顎関節症 冷え症 こむら返り 頻尿 いびき 鼻出血(鼻血) 鼻づまり 汗の異常 微熱 尿もれ(尿失禁) 金縛り・悪夢 目のまわりや顔の痙攣 大人の歯ぎしり 歩くと足の裏に激痛:モートン病 首の後ろ(後頸部)の痛み 中高年に多い弛緩性便秘 中高年者に多いめまい 中高年者の腰痛のときに考える4つのM 2. 皮膚の病気 毛虫かぶれ 大人の蕁麻疹 帯状疱疹 たこ、うおのめ 薬剤性光線過敏症 いろいろある蕁麻疹 りんご病(大人) 足の静脈瘤 みずむし 破傷風 シイタケ皮膚炎 高齢者の帯状疱疹 3. 診察室でよく見られる病気 慢性疲労症候群 偽痛風 リウマチ性多発筋痛症 線維筋痛症 むずむず脚症候群 前立腺肥大症 過活動膀胱(OAB) 間質性膀胱炎 うつ病 単純ヘルペス感染症(大人) 眼瞼下垂 おとなの百日咳 中年に多い椎骨動脈解離 腸内フローラとは 脳脊髄液減少症 高齢者の急な寝ちがえ:頸椎偽痛風を疑う! 咳が続く…大人にも多い百日咳 痛風 急性扁桃炎 膀胱炎と腎盂炎 EBウィルス感染症 食中毒 機能性胃腸症 慢性膀胱炎 過敏性腸症候群 口内炎 高血圧 微小血管狭心症 痙攣性発声障害 肋間神経痛 偽痛風と痛風、化膿性関節炎に注意 緑内障 女性と痛風 子どもの病気はこちら
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